クローガーnews|オンライン注文品を30分で配達する実験を開始

米国スーパーマーケット第1位企業のクローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は、オンラインで注文した食料品を30分以内に配達するサービスを、本社近くの店舗で今春から実験的に開始している。オハイオ州オークリーとケンタッキー州ニューポートの店舗である。

対象となるのはこれらの店舗から半径3マイル以内に住む顧客だ。商品は、温めるだけの調理済み食品や青果、飲料など、「即食」のアイテムに限られる。

最初の注文は無料だが、2回目からは配達料として5.95ドルかかる。注文には「クローガー・ラッシュ」のアプリを使う。

ファストフードの配達では、シカゴに拠点を置くグラブハブ、サンフランシスコに拠点を置くウーバーイーツなどが迅速な配達をすることで知られている。一方で、食品小売業の食料品の迅速な配達ではクローガーの試みが初となる。

そこまで速く配達してもらう必要があるかどうかは分からないが、消費者としては、たとえば食事の支度をしていて、急に足りない食材が出てきたときなどには便利かもしれない。即日配達から30分~1時間以内の配達へと、スピード競争はどんどん加熱するばかりである。

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