アマゾンnews|「生体認証」による決済サービスの実験開始か

ニューヨーク・ポスト紙によると、アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、ジェフ・ベゾスCEO)は、「生体認証」による決済サービスの実験をニューヨーク事務所に設置された自販機で行っているようである。

このシステムは「オーヴィル」と名付けられており、人の手のひらを特定できるスキャナーによって人物を特定する。このスキャナーは非接触型で、形状によって生体を認識する仕組み。現在の誤認度は1万分の1%だが、導入時には100万分の1%まで下げる予定である。将来的にはプライム会員のクレジットカードやデビットカードとリンクさせる。

同社は、来年の始めにはこの決済サービスを傘下のホールフーズ・マーケットに導入し、決済時にかかる時間の短縮を図る計画だ。

通常のカード決済では3~4秒かかるが、この生体認証では0.3秒以下で処理できると言われている。

アマゾンはこの報道を認めておらず、この情報は未確認である。

因みに手のひらの静脈認証は、富士通が世界で初めて「PalmSecure」のブランドで実用化しており、誤認率は10万分の1%である。

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