Kroger、2013年第2四半期は増収増益
Kroger クローガーの絶好調は続いている。
米国トップのスーパーマーケット・大チェーン。
2013年度第2四半期(5月~7月)決算が発表された。
売上高は227億2200万ドル。
1ドル100円換算で2兆2722億円。
前年同期の217億2600万ドルから4.6%増加した。
既存店売上高は39四半期連続増となった。
純利益は3億1700万ドルで、
前年の2億7900万ドルから13.6%の増加。
また、2月~7月の半期では、
売上高527億6500万ドルでプラス3.8%、
純利益7億9800万ドルのプラス11.1%。
いずれも増収増益で、
クローガーは絶好調だ。
「クローガーの第2四半期の結果は非常によく、
今年度の目標利益を達成することができそうだ。
私たちの一貫した顧客第一主義は、
期を追うごとに顧客のロイヤルティを深めているし、
売上増加や持続的に株式の価値を高めることにもつながってる」
と会長兼CEOのデビッド・ディロンは語る。
このクローガーの好調の一端を支えるのが、
ダンハンビーUSAによるカスタマーリレーションシップマネジメント(CRM)。
イギリスのテスコは、
世界最高峰のフィリークエント・ショッパーズ・プログラム(FSP)を持つが、
そのコンサルティングをしているのがダンハンビー社。
クローガーはこのテスコのノウハウを導入して、
ダンハンビーUSAをつくり、CRMを展開しているが、
今第2四半期も、それが効果を発揮した。
ウォルマートは非FSP派、
クローガーはFSP派。
そのクローガーの好調は、
アメリカのスーパーマーケット業界でも、
ワン・トゥ・ワン・マーケティングの有用性が証明されつつあるということだ。
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