クローガーnews|通常店をダークストア1号店に転換/オンライン需要に対応

スーパーマーケット最大手のクローガー(ロドニー・マクマレンCEO)は3月25日(木)、初のピックアップ専門スーパーマーケットのパイロット店をオープンした。新型のコロナウイルス(COVID-19)の発生に伴って、クリック&コレクト(オンライン注文の店頭受け取り)サービスへの需要が急増している。このネスティング需要に対応するための臨時施策である。


(画像:Supermarket Newsより)

クローガーは本社を置くオハイオ州シンシナティの郊外に立地する「Kroger Food & Drug Mt Carmel店」を、ピックアップ専門の「ダークストア」として改装した。店名は「Mt Carmel Grocery Pickup Center」に変更されている。現在、売場はオンライン注文用の倉庫となっているため、店内での買物は不可能となっている。ただし、店舗に併設されているドラッグストア部門は営業を続けていて、ヘルスケア・スタッフへの健康相談や処方箋のピックアップのために店内に入ることは可能だ。

同店舗の利用方法は、通常のオンライン注文と同様、ショッピングサイト「kroger.com」またはクローガーのモバイルアプリ上で食料品を注文する。希望受け取り場所としてMount Carmel ピックアップセンターを選択し、注文の準備ができ次第、お客は商品を受け取りに行く。ピックアップ時間は、毎日8時から20時までで、手数料は無料。

クローガーの広報は、他の店舗もダークストアに転換するか否かは明らかにしていない。近隣店舗では通常営業を続けている。

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