ロウズnews|第1Q売上高10.9%増・営業利益40.5%増/on-line8割増

全米第2位ホームセンターのロウズ(ノースカロライナ州ムーアズビル、マーヴィン・R・エリソンCEO)が5月1日で終了した第1四半期の決算を発表した。

売上高は196億7500万ドル(1ドル100円換算で1兆9675億円)、前年同期比10.9%増。既存店売上高も3.5%増加した。

営業利益は19憶9100万ドルで、前年比40.5%増、純利益は13億3700万ドルで、27.8%増だった。

既存店は客数が1.2%、客単価が9.7%、それぞれ増加し、売上高も11.2%増。国内では12.3%増となった。オンラインの売上高は80%の成長率を記録し、売上全体の8%を占めている。オンライン販売の90%は店舗から配送され、そのうち60%は店舗ピックアップが利用されている。

COVID-19対策では社員への特別ボーナス、時給引き上げなどに3.4億ドルを投資し、5000万ドルを地域に寄付した。

ロウズは、2018年に新CEOとして就任したマービン・エリソン氏の指揮のもと、ビジネス・トランスフォーメーション(事業変革)を展開している。その成果として、経費が抑制され、営業利益が4割も増加した。また、同社の店舗展開地域がCOVID-19感染の低い州に多いことも、第1四半期の好決算に幸いした。


〈マービン・エリソンCEO〉

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