ウォルマートnews|今年3度目の特別ボーナス11億ドル(1人3万円)を支給
ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は7月21日、ウォルマートやサムズクラブの店舗、配送センター、フルフィルメントセンターなどで働く時給社員に対して、総額4億2800万ドル(1ドル100円換算で428億円)に上る特別ボーナスを支給すると発表した。
7月31日付けで勤務している社員が対象で、8月20日にフルタイム社員には300ドル(3万円)、パートタイム社員には150ドル(1万5000円)支払われる。
同社のCOVID-19関連の特別ボーナスは、4月、6月に続いてこれが3度目で、支給総額は11億ドルとなる。
また、今年11月26日の感謝祭にはウォルマート、サムズ・クラブともに休業することも発表した。
ウォルマートUSのジョン・ファーナーCEOは、「第一線で働くアソシエーツは、信じられないペースで働いて問題を解決し、他の人たちの模範になりました。私たちは今年が試練の年であったことを知っています。彼らが愛する家族と一緒に自宅で特別な感謝祭を楽しむことを願っています」と感謝の意を表した。
感謝祭翌日のブラック・フライデーのセールに関しては、後日発表される予定だが、どの程度の規模で行われるかは未定だ。それでもリアル店舗での営業を休止するから、ネット販売のブラック・フライデーセールは度肝を抜くような史上最大の作戦となるに違いない。