TJXnews|第3Q売上高125億24%増・純利益10億18%増で増収増益
米国のオフプライスストア(OPS)業態1位のTJXCompanies(マサチューセッツ州フレーミングハム、アーニー・ヘルマンCEO)が、2022年1月期第3四半期の決算を発表した。オフプライスストアは百貨店や専門店の売れ残り商品を集荷して販売する業態である。
第3四半期(8月~10月)の売上高は125億3189万ドル(1ドル100円換算で1兆2532億円)で前年同期比23.9%増、純利益は10億0230万ドル(1002億円)で、前年同期比18.0%増加した。
既存店売上高(開店していた店舗のみ)は14%増加。
セグメント別の売上高と2019年比の既存店伸び率は以下の通り(同社では昨年、パンデミックによって多くの店舗が臨時閉店していたため、既存店伸び率は2019年と比較している)。
Marmaxx(T.J.MaxxとMarshallsを合わせた呼称)が、72億1400万ドルで11%増。米国内のHomeGoodsが22億5400万ドルで、34%増。TJX Canadaが13億0100万ドルで、8%増。そしてヨーロッパとオーストラリアで展開するTJX Internationalが17億6300万ドルで、10%増。
期末店舗数は、T.J.Maxx(ヨーロッパとオーストラリアではT.K.Maxx)が1969店、Marshallsが1254店、アウトドア用品のSierra Trading Postが55店、そしてカナダで展開するWinnersが292店。さらにインテリア家具を取り扱うHomeGoods850店とHomesense264店を加え、上半期終了時点で合計4684店舗を展開している。