クローガーnews|第3Q売上高342億ドル6.4%増/通期予測を上方修正
米国スーパーマーケット最大手のクローガー(オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO)は11月5日で終わった2023年1月期の第3四半期決算を発表した。
売上高は341億9800万ドル(1ドル140円換算で4兆7877億円)で前年同期比6.4%増、営業利益は8億4100万ドル(1177億円)で3.1%減、純利益は4億ドル(560億円)で17.6%減少した。また1株当たりの利益は14.1%減少して、0.55ドルだった。
既存店売上高(ガソリン販売を除く)は6.9%増、プライベートブランド商品の売上高は10.4%増、デジタル販売は10%増と好調だった。
また第3四半期には、生鮮を強化する「Fresh Produce Initiative(フレッシュ・プロデュース・イニシアチブ)」の導入店舗は1252店となった。第1四半期は355店、第2四半期には864店と急速に導入店舗を拡大し、これが既存店売上高を押し上げている。
ロドニー・マクマレンCEOは「フレッシュとデジタル戦略によって好調な第3四半期の結果が得られました。社員たちは、シームレスな店とデジタルエコシステムを通じて顧客にすばらしいサービスを提供しています」と述べている。
この結果を反映して、通期では既存店売上高を5.1~5.3%増加、営業利益を48~49億ドル、調整後の1株当たりの利益を4.05~4.15ドルに上方修正している。