ウォルグリーンnews|2Q売上高349億ドル3.3%増/ヘルスケア部門売上3倍
ドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(イリノイ州ディアフィールド、ロザリンド・ブルーワーCEO)は2月28日で終わった2023年8月期の第2四半期決算を発表した。
売上高は348億6200万ドル(1ドル130円換算で4兆5321億円)で前年同期比3.3%増、営業利益は1億9700万ドル(256億円)で84.2%減、純利益は7億0300万ドル(914億円)で20.4%減の増収減益となった。なお、1株あたり利益は0.81ドルでこちらもマイナス20.6%と大幅に下落している。
営業利益は3億0600万ドルのオピオイド訴訟関連経費やアメリソースバーゲンの株式売却益4億5400万ドルを含む。
アメリカ小売薬局部門の売上高は275億7700万ドルで、前年同期比0.3%減少した。COVID関連の需要が減っていることから、調剤売上げも小売り売上げも減少したが、既存店ベースでは3.1%増加している。
ヘルスケア部門の売上高は16億3400万ドルで、210.1%増と約3倍に跳ね上がっている。店舗併設の診療施設「ビレッジMD」や「サミット・ヘルス」の買収で増収し、黒字化に向かっている。
2023年全体では、調整後1株あたりの利益で4.45~4.65ドルを予測している。