コールズnews|第3Q営業収益41億ドル5.2%減/「セフォラ」ショップが好調

米国ジュニアデパートのコールズ(ウィスコンシン州メノモ二―フォールズ、トム・キングスベリーCEO)は、10月28日に終了した2024年1月期の第3四半期決算を発表した。

ジュニアデパートは通常の百貨店のようなラグジュアリーブランドではなく、二番手ブランドを中心に品揃えする業態。通常の百貨店より売場面積が狭く、低投資で出店できる郊外店舗が多い。米国商業センサスの「ディスカウントデパートメントストア」に属する。

第3四半期(8~10月)の売上高は38億4300万ドル(1ドル150円換算で5765億円)で前年同期比5.2%減、その他収益も含めた営業収益は40億5400万ドル(6081億円)で5.2%減少した。営業利益は1億5700万ドル(236億円)で21.5%減、純利益は5900万ドル(89億円)の39.2%減となった。既存店売上高は5.5%のマイナスとなった。

キングスベリーCEOは「第3四半期の収益は、強力な粗利益と経費管理、そして戦略的優先事項の進展を反映しています。セフォラの力強い成長と、家庭用品やギフトの新しい取り組みによって店舗の業績は牽引されました。また在庫を13%削減することができました」と述べている。

「セフォラ」はルイ・ヴィトン傘下の化粧品ブランドで、2020年以降、コールズの店内にインショップという形で積極的に展開している。

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