米国アマゾン・コム広告料37%の伸びの意味
アメリカのアマゾン・ドットコム。
その広告売上高が、
2013年に8億3500万ドルになる見通し。
これは1ドル100円換算で約835億円。
アメリカの調査会社イーマーケッターの予測。
昨2012年は6億1000万ドル(約610億円)だから、
37%近い伸び。
アマゾンの強みは何といっても、
膨大な顧客の購買データ。
おまけにアマゾンは決済や配送までを手掛ける。
これをフルフィルメント(Fulfillment)という。
だから、
オンライン上の顧客の購買行動の、
始終を捉えていることになる。
これが広告主にとっては非常に魅力的。
つまり、広告と小売りを融合したのが
アマゾンの強みということになる。
売場がメディアにもなる、
オンライン小売業独特のかたちでもある。
アマゾンが体現する
「売場=メディア」という考え。
「人と人」「人と商品」を媒介するリアル店舗にも、
これは示唆を与えている。
検索キーワード: アマゾン 広告 フルフィルメント メディア