H2Oニュース|イズミヤのデイリーカナート国分町店(399坪)を改装オープン
エイチ・ツー・オーリテイリンググループのイズミヤ(株)(大阪市西成区、四條晴也代表取締役社長)は、5月26日(金)、「デイリーカナート国分町店」(大阪市)をリニューアルオープンする。
同店はJR大阪環状線の寺田駅から徒歩5分。寺田町駅と桃谷駅の中間という立地。1km北にはデイリーカナート細工谷店、2km北にはデイリーカナート玉造店があり、ドミナントを形成している。
イズミヤは近畿地方を中心に展開するリージョナルチェーンだ。1952年に衣料品販売を主とする「いずみや」として創立。1979年に「いづみや」から「イズミヤ」に社名変更。2014年6月1日付でエイチ・ツー・オーリテイリングと経営統合した。
1987年に関東に進出し、第1号店として牛久店(茨城県)をオープン。その後、都内の板橋区などにも出店したが、現在、関東からはすべて撤退している。
デイリーカナートはGMS業態の「イズミヤ」と並ぶ、イズミヤの主力業態のひとつで、食品スーパーマーケット。
今回の改装店舗は直営売場面積1318㎡(約399坪)だが、実質的にはイズミヤ店舗818㎡、テナント500㎡。
マーチャンダイジング面では、当然ながら生鮮および惣菜を強化した。
農産売場では、生産者の顔が見える野菜・近郷野菜を取り扱う「さんさん市場」を展開する。「サラダアイランド」ではトマト・洋菜・カットサラダを豊富に揃えする。
水産売場では、近隣の大阪東部市場から仕入れた旬の魚を取り扱う。要望に応じて加工サービスも行う。また焼き魚コーナーも品揃えを増やした。
畜産売場では、産地とエサや飼育環境にこだわった「匠のすこやか牛」を中心とした味と価格にこだわった品揃えを展開する。家庭で調理できるプルコギ、スパイシーステーキなどの味付け肉や生ハンバーグなども品揃えする。
惣菜売場では、弁当や肉惣菜などを増やし、中食や夕食に合わせたメニューを提案する。
「阪急ベーカリー香房」では、焼き立ての菓子パン・惣菜パンなど 100 円均一(本体価格)の商品を中心に、食パンやロールパン、ブリオッシュ、ホテルブレッド、パンドミーなども品揃えする。
一般食品・日配では、生鮮食品の拡大に合わせて、調味料の品揃えを拡大。おつまみ、珍味などの商品も充実させた。 洋風日配売場では冷凍食品コーナーを拡大し、パスタやおかず商材の充実を図る。
2014年のエイチ・ツー・オーとの経営統合後、阪急オアシスとの連携が図られたイズミヤだが、今回のリニューアルに関しても、阪急オアシスの影響を受けて、イズミヤのポジショニングを改変している。
■デイリーカナート国分町店概要
所在地:大阪府大阪市天王寺区国分町3番12号
売場面積: 直営1318㎡(約399坪)――店舗818㎡、テナント500㎡
駐車場:25台
店長:村田章(むらたあきら)
営業時間:9時~24時
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