マルエツnews|イトーヨーカ堂跡地「アクロスプラザ坂戸」核店舗で出店

(株)マルエツ(東京都豊島区、上田真社長)が「マルエツ アクロスプラザ板戸店」(埼玉県坂戸市)を3月30日(金)にオープンする。

2016年10月に閉店したイトーヨーカ堂跡地に建設される「アクロスプラザ坂戸」の核店舗として出店する。店舗周辺は、マンションと戸建住宅が混在した地域だ。店舗から700m商圏には、6480世帯、約1万3200人が居住する。2017年の世帯伸長率は前年比101.3%と、人口も増加している。1人世帯が48.7%と坂戸市の平均より17.7%高く、15~24歳の若年層が17.0%と坂戸市平均より5.6%高い。逆に65歳以上が17.1%と平均より3.6%低いことから、若い単身者が多いエリアである。

売場面積は485坪で、売上げ目標は17億5000万円。坪当たり年間売上高は約361万円。駅そばの立地ということから営業時間は9時から25時まで。

店舗のハード面の特徴は、第1に27席のイートインコーナーを設置すること。第2に冷蔵ショーケースからの廃熱を利用した床暖房を主通路に設けること。第3に空調は、室外機のコンプレッサーをガスエンジンで駆動し、高効率化した冷暖房を行う最新型のガスヒートポンプシステムを採用することで、消費電気量を削減すること。

マーチャンダイジング面では単身世帯が多いことから、生鮮3品と惣菜で簡便・即食を強化していく。

青果は、地元契約農家直送の「地元野菜」や「オーガニック商品」「ドライフルーツ」「果実ジュース」「カットフルーツ」「簡単サラダ」「ボイル野菜」などをコーナー化する。
鮮魚は、用途、量目に対応したまぐろや旬魚の刺身商材のほか、オリジナル干物「干し一徹」、生サーモン、レンジ対応商品を揃える。「お魚屋さんのお寿司」、「お魚屋さんの惣菜」も導入する。
精肉では、「焼肉コーナー」「お肉屋さんのオードブルコーナー」「お肉屋さんのお惣菜」コーナーを設ける。

そして惣菜は、単身者、若年層及び高齢者に対応した弁当、丼を品揃えしていく。

サービス面では、買上げ商品を3時間以内に配達(有料)する「らくらくクマさん宅配便」を導入する。

マルエツにとっては手堅い仕事ができる店で、確実に利益をあげてくれるだろう。

■マルエツ アクロスプラザ板戸(さかど)店
住所/埼玉県板戸市日の出町5-30
売場面積/1602㎡(485坪)
建物構造/鉄骨造り2階建
店長/宮田 和智(みやた かずとも)
従業員数/78名(8時間換算)
年間売上高目標/17億5000万円
営業時間/9:00~25:00
駐車場/128台(1階36台、屋上92台)
駐輪場/185台

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