コープさっぽろnews|留萌市と「食の提供に関する相互協定」3/27締結

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生活協同組合コープさっぽろ (札幌市西区、大見英明理事長)は3月27日(木)、留萌市と「くらしを支える食の提供に関する相互協定」を締結した。

協定締結に伴い4月7日(月)から、留萌市立小中学校(小学校5校、中学校2校)7校への学校給食の提供を開始する。

コープさっぽろは、2010年から高齢者向けの夕食宅配サービスを開始。その後、幼稚園や病院、2021年からは様似町や愛別町、初山別村でもスクールランチ事業を開始している。

今回の協定締結により、学校給食法に基づいて、行政側と栄養教諭の指導のもと学校給食として提供を開始する。民間組織が既存施設を活用した学校給食を提供するのは北海道内では初の試みで、全国的にも珍しいケースとなる。

留萌市の給食センターは、1991年に稼働を開始しているが、老朽化が進み、少子化や調理員の人材確保の課題を抱えていた。今回の協定に先立ち、学校給食センターの土地・建物をコープさっぽろが1億5300万円で譲受し、調理員を15人移籍した。

コープさっぽろはこのセンターを活用し、学校給食のほか幼稚園給食、配食、高齢者施設向け食材提供などを行い、稼働率を上げることで採算向上を図っていく。

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