コンビニnews|9月既存店ローソン4.1%増・ファミマ3.3%増・セブン0.5%増

コンビニ3社の9月度成績が発表された。既存店売上高はセブン-イレブンが100.5%、ローソンが103.8%、ファミリーマートが103.8%。ファミマ、ローソンが引き続き伸長している。

セブン-イレブンは既存店売上高が100.5%。客数は97.8%、客単価102.8%だった。全店ベースでは101.5%。

9月は、全国的に気温は昨年並みながら、降雨量が多かったため客数は前年を下回った。新広告「なにがあるかな、セブン‐イレブン。」と連動した新規商品の発売や、カテゴリー横断で全30品を展開した「秋をほおばれ!」の効果もあり、売上・客単価はともに前年を上回った。

商品動向では、2種の具材を中身だけではなくおむすびのてっぺんにも盛り付けた「旨さ相盛おむすび」の販売が好調。今回の施策をきっかけに改めて米飯売場への注目が増し、おにぎりに限らずほかの米飯カテゴリーの売上も好調に推移した。

ファミリーマートは既存店売上高が103.3%。客数98.6%、客単価104.8%。全店売上高は101.3%。総店舗数は1万5416店。カード・チケットの影響を除いた既存店日商は102.4%と前年を上回り、43カ月連続で前年超えを達成した。

中食では、おむすび・パン・カウンターFFが好調に推移。おむすびは「シンおむすび二刀流、発表。」キャンペーンの一環であるおにぎり専門店監修商品が好評だった。パンでは、パティシエ監修商品や「ファミマのお芋堀り」キャンペーン商品が売上を牽引し、カウンターFFは、累計販売数24億食突破の看板商品「ファミチキ」を中心とした「ファミチキあげあげ祭」や、中華まんの新商品、ファミマのアプリ「ファミペイ」のクーポン施策が奏功し前年を上回った。

ローソンの既存店は客数が100.6%、客単価が103.5%となり売上高(チケット・ギフトカード等除く)は104.1%。

9月末時点グループ国内総店舗数1万4677店。そのうち、ナチュラルローソンは134店、ローソンストア100は621店。これら全店の売上高は102.9%と好調だった。

米飯・調理パン・調理麺・デリカは、販促施策「ハピとくーポン」が奏功し、販売が好調。そのほか、1個増量セールを実施したからあげクン各種に加え、新商品の「からあげクン スタミナのたれ味」やカルビーポテトチップスうすしお味とのコラボレーション商品各種の販売が好調だった。

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