ファミマnews|サークルKサンクスとの物流一元化を6月に完了

(株)ファミリーマート(東京都豊島区、澤田貴司社長)は、6月にサークルKサンクスとの物流拠点の統合が完了したと発表した。

2016年9月1日にユニーとファミリーマートが統合されたが、それに伴いサークルKサンクスもファミリーマートに統合された。その後、ファミリーマートへのブランド転換が進められ、2017年2月末には製造拠点の統合(商品統合)がなされた。

今回は物流拠点。配送拠点は40カ所の削減で173拠点、配送トラック数は130台減の5251台となった。一元管理した物流センターからの各店配送によって、物流コストの削減、トラック台数の削減による排出CO2の削減などが図れる。

現在、ファミリーマートでは協業パートナーを含めたサプライチェーン全体の構造改革を進めている。デイリーメーカーによる設備投資は、2016年度からの3年間で350億円規模。総合工場を、米飯専門、チルド専門など温度帯別工場へ順次移行し、製造アイテム数の削減を図る。これによって商品品質と製造効率の向上を図るのが狙いだ。

2018年8月をめどに進められているファミリーマートへのブランド転換だが、2017年2月末現在でサークルKサンクスは4912店舗。ブランド転換店舗数は昨年の統合から9カ月が経った2017年5月末時点で、累計で約1600店。やはりこれが一番難しい作業になりそうだ。

検索ワード:ファミリーマート サークルKサンクス 統合 物流 ファミマ

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