イオンnews|8月既存店イオンリテール3.6%増/フジ4.4%増

イオン(株) (千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は主要連結会社の8月業績を発表した。

8月は全国的に猛暑が続くなかで、行動制限のないお盆を過ごす需要を取り込むために、幅広い年齢層が楽しめるイベントを強化したほか、家族が集まる食卓に最適なご馳走メニューの商品を拡充した。

イオンリテールの既存店売上高は前年同月比103.6%、全店売上高は106.1%。

お盆前後の節約志向に応え、暮らしの品をジャストプライスで展開し、家族や親戚と久しぶりに囲む食卓に適した「ハレ型」の品揃えを強化した結果、既存店売上高が14カ月連続で前年実績を上回った。衣料では、夏物商品やトラベルグッズが好調に推移し、既存店売上高は前年実績を1割近く上回った。食品では、刺身盛り合わせや、焼肉セットなどで上質な商品の品揃えを拡充したことが奏功し、既存店売上高が前年実績を、12カ月連続で上回った。また、ヘルス&ビューティケアの既存店売上高が前年を、18カ月連続で上回った。

イオン北海道の既存店売上高が107.5%、全店売上高は107.7%。イオン九州の既存店売上高は106.8%、全店売上高は106.6%。

スーパーマーケット事業では、帰省需要を取り込むため、寿司・刺身などハレ型メニューの品揃え強化したほか、「じもの商材」の拡充やトップバリュの拡販を継続的に取り組んだ。

マックスバリュ東海が既存店売上高103.3%、全店売上高105.0%。

フジ・リテイリングは既存店売上高104.4%、全店売上高は106.1%。マックスバリュ西日本は既存店売上高103.0%、全店売上高103.0%。フジ・リテイリングとMV西日本では、大手製パン会社の協力を得て、鳥取県産二十世紀梨を使用した新商品「鳥取県産二十世紀梨のメロンパン」を共同開発し、中国・四国・兵庫エリア 全434店舗で8月1日から販売を開始した。

ミニストップは既存店売上高102.5%、全店売上高99.8%。

コックスは、既存店の売上げが100.5%、全店売上高96.7%。

靴専門店のジーフットは既存店売上高110.5%、全店売上高103.3%。

キャンドゥは、既存店売上高105.2%、全店売上高は108.8%。猛暑で暑さ対策関連商品が大きく売上げを伸ばした。また、外出機会が増えたことで、コスメ・化粧品関連商品などが好調だった。

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