神戸物産news|12月売上高456億円10.2%増/為替影響で経常損失
業務スーパーを運営する(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が、12月の単体業績を発表した。
売上高は456億0900万円(前年同期比110.2%)、売上総利益は41億8300万円(120.7%)、営業利益は25億4200万円(123.3%)、経常損失は38億3900万円(前年同期は2億400万円の経常黒字)。
商品出荷実績については、直轄エリア既存店への商品出荷実績が前年同期比106.9%、直轄エリア全店への商品出荷実績は110.2%、全国全店への商品出荷実績は110.5%と、好調に推移した。
経常損失は、引き続き為替予約に取り組んで、昨年同月と同様に営業外でそれらの時価評価損を計上したことが要因。これらは一過性のもので、発表日の為替水準は前月末から大きく円安方向に推移しているので、この為替水準が続く場合、24年1月度の月次では大きく改善するものと見込んでいる。
商品動向では、利便性の高い冷凍野菜が好調に推移した。また基礎調味料やお正月商材なども売上げに貢献した。
12月度の出店状況は同月中の出退店はなく、1050店舗となった。