コンビニnews|2月既存店ローソン5.7%増・ファミマ3.4%増・セブン0.4%増
コンビニ3社の2月度成績が発表された。既存店売上高はセブン-イレブンが100.4%、ローソンが103.8%、ファミリーマートが103.8%。ファミマ、ローソンが引き続き伸長している。
セブン-イレブンは既存店売上高が100.4%。客数は100.5%、客単価99.9%だった。全店ベースでは97.6%。
2月は、全国的に気温も低く大雪などの影響があったものの、イベントや各種キャンペーン、新たな客層拡大を図った新商品の発売などで売上・客数は前年を上回った。また、外国人観光客の来店が継続して増加していることも客数の伸長に貢献した。
商品動向では、2月中旬から発売している「具だくさんおむすび親子丼」など、人気の漫画コンテンツとコラボしたおにぎり3種類の発売で、普段セブン‐イレブンを利用しない客層の購入もあって対象カテゴリーの売上伸長に繋がっている。また2/22「猫の日」に合わせた「にゃんこ発見!」キャンペーン実施により、スイーツ商品カテゴリー全体の売上に貢献している。
ファミリーマートは既存店売上高が103.4%。客数100.7%、客単価102.8%。全店売上高は97.7%。総店舗数は1万5318店。カード・チケットの影響を除いた既存店日商は103.1%と前年を上回り、42カ月連続で前年超えを達成した。
中食では、おむすびやフライヤーを中心に継続して販売が好調。新商品「濃厚チーズinファミチキ」や店舗スタッフ発案の「惣菜パン」、3年連続実施の「ファミリ〜にゃ〜ト大作戦!」キャンペーンなど、各種施策も奏功し、前年実績超えとなった。そのほか冷凍食品・加工食品・ドライ飲料などのカテゴリーの販売や、菓子類でも人気キャラクターとのコラボキャンペーンが奏功し、前年を上回った。
ローソンの既存店は客数が103.0%、客単価が102.7%となり売上高(チケット・ギフトカード等除く)は105.7%。
2月末時点グループ国内総店舗数1万4694店。そのうち、ナチュラルローソンは133店、ローソンストア100は641店。これら全店の売上高は104.0%と好調だった。
米飯は「盛りすぎ!具!おにぎり ポーク玉子(シーチキン®マヨネーズ)」や、調理麺の「盛りすぎ!満腹濃厚豚ラーメン」など盛りすぎチャレンジ対象の各種商品の販売が好調。そのほか、「メガホットカフェラテ」のセールや、Pontaパス会員向け「あげすぎチャレンジ」が奏功し、「Lチキ」や「Lチキレッド」の販売が好調だった。