コンビニnews|3月既存店ファミマ5.2%増・ローソン3.8%増・セブン1.0%増

コンビニ3社の3月度成績が発表された。既存店売上高はセブン-イレブンが101.0%、ローソンが103.8%、ファミリーマートが105.2%。

セブン-イレブンは既存店売上高が101.0%。客数は100.3%、客単価100.7%だった。全店ベースでは101.6%。

3月は、全国的に不安定な天候・気温が続いたものの、イベントや各種キャンペーンの効果に加え、新たな客層拡大を図った新商品の効果などで売上・客数・客単価ともに前年を上回った。また、外国人観光客の来店が継続して増加していることも客数の伸長に貢献した。

商品動向では、3月中旬から実施した「春のごちグルメ」フェアの対象商品「しらすと小海老のオイルパスタ」や、三寒四温の中で気温が上がったときに販売が伸長する冷製パスタが貢献し、対象カテゴリーの売上伸長に繋がっている。また、近年話題となっているアサイー関連の商品「Dole アサイーボウル」を数量限定で発売し、、対象カテゴリー全体の売上に寄与している。

ファミリーマートは既存店売上高が105.2%。客数100.6%、客単価104.6%。全店売上高は102.5%。総店舗数は1万5315店。カード・チケットの影響を除いた既存店日商は1004.3%と前年を上回り、43カ月連続で前年超えを達成した。

中食では、有名野球選手がおむすびアンバサダーに就任する「おむすび二刀流、解禁。」キャンペーンやおにぎり専門店監修商品が好調に推移し、前年を大きく上回った。また「定番チキン2個購入で50円引き」キャンペーンや新商品「ながでかスイーツ」などのも売上の押上げに貢献した。

そのほか「1個買うと、1個もらえる」などのコラボ企画が奏功し、菓子やドライ飲料、アイスの売上が伸長。また、PB衣料「コンビニエンスウェア」が継続して好調だ。

ローソンの既存店は客数が100.5%、客単価が103.3%となり売上高(チケット・ギフトカード等除く)は103.8%。

3月末時点グループ国内総店舗数1万4660店。そのうち、ナチュラルローソンは132店、ローソンストア100は637店。これら全店の売上高は105.3%と好調だった。

Pontaパス会員限定施策が奏功し、米飯のおにぎりの販売やカウンターファストフードの「Lチキ レギュラー」やマチカフェコーヒーが好調。そのほか、気温上昇に伴うニーズを受けてデリカ(サラダ)やアイスクリームも好調で、ベーカリーでも新商品の「バター香る クイニーアマン」、「クイニーアマンサンド 苺バタークリーム」などの販売が好調だった。

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