ホームセンターnews|4月既存店8社中6社前年割れ
主要ホームセンター8社が4月の月次概況を発表した。
DCMホールディングス(株)(東京都品川区、石黒靖規社長兼COO)の既存店売上高は6.3%減、客数7.9%減、客単価1.7%増だった。全店ベースでは、売上高6.3%減。4月の出店は1店。閉店は1店。
コーナン商事(株)(大阪市淀川区、疋田直太郎社長)の既存店売上高は0.2%減、客数1.6%減、客単価1.4%増。全店では、売上高4.2%増、客数2.9%増、客単価1.3%増。4月の出店は5店。
4月度は紙製品や洗剤などの日用消耗品、及び家電などの売上が昨年よりも伸びた。電動工具や内装資材、配線器具などのPRO商材も堅調。一方で園芸用品や殺虫剤などは前期に比べて伸び悩み、インテリア、収納用品についても不調が継続している。
(株)コメリ(新潟県新潟市、捧雄一郎社長)の既存店売上高は1.2%減、客数4.4%減、客単価3.3%増。全店売上高は0.1%減、客数3.7%減、客単価3.7%増だった。
4月は農業事業者向けに事前に予約を受けていた肥料、農薬等の引渡しによる販売が好調に推移した。一方、寒暖差や天候の変化が大きく、新潟、東北、北海道など北日本を中心に花苗や用土等のガーデニング用品の販売に遅れが見られた。開店・閉店ともに0店舗。月末店舗数は1228店舗。
アークランズ(株)(新潟県三条市、坂本晴彦社長)の小売事業の既存店売上高は4.4%減、客数6.8%減、客単価2.6%増。全店売上高は5.7%減だった。小売事業は、ホームセンタームサシ、スーパービバホーム・ビバホーム、アークオアシス、NICOPET、ムサシプロ、ビバホームプロ、ムサシ食品館、ドトールなどを対象としている。
(株)ナフコ(福岡県北九州市、石田卓巳社長)の既存店売上高は3.2%減、客数2.1%減、客単価1.2%減。全店ベースでは売上高3.1%減、客数2.0%減、客単価1.2%減だった。
4月は、草花・野菜苗、散水用品、用土・肥料などの園芸・ガーデニング用品や自転車、カー用品が伸長した。一方で雨合羽・長靴などの雨関連用品やペット用品、日用品が低調だった。
アレンザホールディングス(株)(福島県福島市、浅倉俊一社長)の既存店売上高は2.4%減、客数5.9%減、客単価3.7%増。一方、全店ベースでは売上高2.1%減、客数5.7%減、客単価3.9%増だった。売上高は傘下のダイユーエイト、タイム、ホームセンターバロー、アミーゴの商品売上高を単純合算したもの。
(株)ジョイフル本田(茨城県土浦市、平山育夫社長)の4月度(3月21日~4月20日)の既存店売上高は3.1%増、客数は前年並み、客単価3.0%増。全店売上高は3.4%増、客数0.1%増、客単価3.2%増だった。
(株)ジュンテンドー(島根県益田市、飯塚正社長)のホームセンター事業の既存店売上高は1.2%増、客数0.4%減、客単価は1.7%増。全店ベースでは売上高1.2%増、客数1.0%減、客単価2.2%増。また、ブックセンターを含む全店舗の売上高は0.6%増となった。