トライアルnews|7月既存店売上高1.4%増・全店11.9%増/50カ月連続伸び
(株)トライアルホールディングス(福岡市東区、永田洋幸社長)が2025年7月の月次業績を発表した。売上高は、既存店売上高は101.4%、客数は97.5%、客単価は104.1%。全店売上高は111.9%。既存店売上高は50カ月連続、4年以上、前年を上回る業績をあげている。
7月は晴れの日が多く猛暑が続いた。粗利上昇施策に伴い、来店頻度の低下が見られた一方、POPなど商品価値訴求の施策が奏功し、客単価は堅調に推移した。
商品面では、生鮮や惣菜が底堅く支持されたことに加え、高気温が夏物季節商品の需要を喚起したことが、既存店売上高の成長をけん引した。食品は、グロサリーは、天然水やパックごはんが伸長した。デイリーは、冷凍食品やアイスクリーム、卵が寄与した。また、「土用の丑の日」が土曜であったことも寄与し、うなぎ商品が好調に販売実績を伸ばした。また、カットサラダや鶏肉、寿司や惣菜が貢献した。非食品は、殺虫剤やマスクが軟調となったが、保冷や日よけ関連のレジャー用品、涼感シャツなどが好調だった。
7月度の新規出店は5店。いずれもスーパーセンターで鹿屋上野町店(鹿児島県)、亘理店(宮城県)、三木店(香川県)、上毛店(福岡県)、掛川店(静岡県)。改装は1店舗。閉店はなし。
なお、2025年7月1日に(株)西友を完全子会社化したことに伴い、西友の全店舗数245店を追加した。西友の既存店および全店売上高の前年同月比は、2026年7月度(2027年6月期)から開示予定。