イオン琉球news|名桜大学と産学連携に関する包括連協定を締結
イオン琉球(株)(沖縄県南風原町、大野惠司社長)は8月5日(金)、公立大学法人名桜大学(沖縄県名護市、砂川昌範学長)と双方の有する人的・物的資源を有効に活用して、豊かな地域社会の形成・発展に寄与することを目的に産学連携包括協定を締結すると発表した。
これまでイオン琉球は、名桜大学生のインターンシップ受け入れや、地域のボランティア活動の協働参加など店舗を通じた連携を図ってきた。
名桜大学は“地域に開かれ・地域と共に成長する”大学を目指して、地元やんばるに根ざした研究を地元へ還元する講座、健康やスポーツに関する講座や体験学習型の講座を開催し、地域とつながる連携活動を推進している。
協定に基づく取り組みの一例として、県内北部の地域産品を使った商品開発や、SDGs環境啓蒙活動・ワークショップ、インターンシップ、キャリア教育など、計4項目において新たな連携を図っていく。
【 連携事項 】
(1)相互の資源を活用して地域社会の持続可能な発展に関すること
(2)社会課題の解決に資する研究および新技術の創出に関すること
(3)教育・人材育成の相互支援および推進に関すること
(4)その他、本協定の趣旨・目的達成のために必要と認める事項
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【 想定する実施内容例 】
(1)共同研究・事業・調査などの企画立案・実施
(2)共同研究・事業・調査などの成果を地域社会へ還元
(3)名桜大学の学生のインターンシップ受け入れ・キャリア教育
(4)イオンからの外部講師の派遣、名桜大学におけるリカレント教育の実施
(5)SDGsに関連する各種イベントへの相互参画
(6)ボランティア活動への人員の相互派遣
名桜大学の特徴のひとつである“健康スポーツ分野”で活動されている沖縄県の健康長寿復活に関連して、イオン琉球のノウハウや購買データを参考にした、学生との「健康長寿弁当」の開発や、地元や北部やんばるの特産品を使った商品の開発を、今後も推進していく。また、高齢者だけでなくあらゆる世代の健康促進として、適度な運動を取り入れた講習会などを、さまざまな世代が集まるショッピングセンターを活用してイベントを開催していく。