ローソンnews｜レジカウンターに｢耳マーク｣を表示した指差しシートを設置

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、8月30日(火)から、全国のローソン店舗(1万3989店舗：2022年7月末／ローソンストア100を除く)で、聴覚障がい者の買物をサポートする「耳マーク」を表示した指差しシートをレジカウンターに設置する。

「耳マーク」とは一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が保有するマーク。聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人、聞こえにくい人への配慮を表す。鉄道会社や銀行、劇場の窓口などでも設置が広まっている。

聴覚に障がいのある人の多くは、相手の身振りや口の動きを見て会話を理解している。しかし新型コロナウイルス感染症の拡大により、マスクの着用が日常的になったことで、聴覚障がい者は店員の口元の動きを確認できなくなり、買物時の店員とのコミュニケーションに悩んでいる。

ローソンは、そのような不便を解消するため、レジ袋やカトラリー、レンジでの温めの有無を指差しで確認することができるシートをレジカウンターに貼付し、買物時のコミュニケーションをサポートする。

レジカウンターに設置した指差しシート（イメージ）

今回の取り組みは、実際に聴覚に障がいのある社員の意見を参考にしている。また、指差しシートに掲出する内容や、入口ドアへの耳マークの掲出については、加盟店オーナーやクルーにも意見を聞き決定した。