オイシックスnews|アップサイクル商品をナチュラルローソンで販売

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オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)は、アップサイクル商品を開発・販売するフードロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix」の7品を、(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)が運営するナチュラルローソン133店(9月末時点)で10月25日(火)から順次販売を開始している。11月29日(土)までに全7品を展開する。

今年6月の環境月間に販売した2商品の販売が好調だったことから、ナチュラルローソンで展開される「アップサイクルフェア」において商品数を7商品に拡大することが決まった。アップサイクル商品とは、これまで捨てられていたものに付加価値をつけ、アップグレードした商品のこと。

2021年7月のサービス開始以降、「Upcycle by Oisix」のOisix定期会員による購買率は24.2%(2021年7月~2022年6月)となった。また、ECに限らず催事出店などで顧客が積極的にサステナブルな商品に出会えるタッチポイントを増やすことで売り上げを伸長し、削減したフードロスは累積61.9トン(2021年7月~2022年10月20日)となった。

同社では2021年7月の「Upcycle by Oisix」開始に伴い、フードロス削減への取り組みの対象をPB商品製造委託先および原料仕入先の提携工場に拡げ、サプライチェーン全体でのフードロス削減の取り組みを進めている。畑や加工現場で、これまで見栄えや食感の悪さなどから捨てられていた食材を、より環境負荷が低く、新たな価値を加えたオリジナルのアップサイクル商品として開発している。

商品の概要は以下の通り。
•ここも食べられるチップス ブロッコリーの茎
冷凍ブロッコリーのカット工場で花蕾(からい)をカットしたあとに残る茎をスティック状にし、特殊フライヤーで低温で揚げてチップスにした。 揚げ油はココナッツオイルを使用し、てんさい糖と塩で少し甘めに味付けした。食品ロス削減量(食品として活用される量を換算)は1パック当たり約300g。430円(税込み、以下同じ)。

•ここも食べられるチップス パインの芯 (シナモン風味)
未活用のパイナップルの芯を薄くスライスし、噛めば噛むほど味が染み出る、やさしい甘さのチップスに仕上げた。そのままでも、カレーなどのトッピングとしてもおすすめ。食品ロス削減量は1パック当たり約120g。646円。

•ここも食べられるチップス りんごの芯
カットフルーツ工場で未活用だった国産りんごの芯をココナッツオイルで揚げ、りんごの甘さが引き立つチップスに仕上げた。食品ロス削減量は1パック当たり約150g。646円。

•ここも食べられるチップス なすのヘタ(黒糖味)
なすのヘタをココナッツオイルでカリッと揚げ、黒糖でかりんとうのように仕上げた新感覚のチップス。低温でじっくり揚げることで、通常は食べにくいヘタの部分を食べやすく加工した。厚めにスライスしてあるので、しみ込んだ黒糖の旨みとポリポリ食感が楽しめる。食品ロス削減量は1パック当たり約90g。430円。

•えごま油づくりで生まれた ひとくちサクサク焼き
えごま油を搾油した際に残った搾りかすを国産小麦に加え、昔懐かしくやさしい食感のせんべいに加工した。食品ロス削減量は1パック当たり約0.42g。322円。

•えごま油づくりで生まれた 香ばしかりんとう
えごま油を搾油した際に残った搾りかすを国産小麦に加え、特有の香ばしさを活かした黒糖味のかりんとうに仕上げた。食品ロス削減量は1パック当たり約2.4g。322円。

•ここも食べられるチップス だいこんの皮
漬物工場から加工時に出る大根の皮を特殊フライヤーで低温で揚げて、パリッとした軽い食感のチップスにした。 揚げ油はココナッツオイルを使用し、てんさい糖と塩で少し甘めに味付けした。食品ロス削減量は1パック当たり約170g。430円。

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