関西スーパーnews|食品リサイクルループで栽培された米の販売開始

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(株)関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市、福谷耕治社長)は「関西スーパー八多店」から排出された食品残渣を事業者であるマツダ(株)(兵庫県神戸市、松田禎一社長)が回収し液体堆肥を製造している。この液体堆肥を使って栽培された「令和4年産 丹波ひかみ産こしひかり」の精米400kgを「八多店」「荒牧店」「琵琶店」「大社店」の5店舗で 12月3日(土)から販売している。

この取り組みは、「JA 丹波ひかみ」の協力を得て 2010年から開始した。2011年4月には農林水産省・環境省から「再生利用事業計画(食品リサイクルループ)」の認定を受けた。

同社は、このほかにも毎年、新入社員が「JA 丹波ひかみ」の圃場で農業体験研修を行っており、生産者、販売者、消費者のそれぞれの視点からの学びの場としている。

関西スーパーマーケットにおける食品リサイクルループは、食品関連事業者(同社)、食品残渣を回収し肥料化する事業者(マツダ)、農林漁業者(JA 丹波ひかみ)の3者が共同して、「食品残渣を再生利用した液体堆肥を使い米を生産する計画」を策定し、3者からの申請に基づき農林水産省・環境省がその計画を認定したもの。

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