日生協news|再生利用仕向先のない原料を使った2商品発売

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日本生協連(東京都渋谷区、土屋敏夫代表理事会長)は、規格外原料や流通できなかった原料のうち、再生利用仕向先のない原料を使った商品の拡充を進めている。これまでの3商品に加え、9月から新たに2商品を販売している。

•CO・OP完熟バナナのたまごパン(Ca入り)
完熟バナナピューレを練り込んだ、もちもちとした食感のたまごパン。使用するのは選別工程で生鮮用の厳格な規格に沿わなかったバナナで、食品ロス削減に貢献している。

•CO・OPもっちりジューシー!フルーツゼリー
国産果実のうまみや香りがぎゅっと詰まった、無香料・無着色のジューシーなゼリー。ドライフルーツを製造する際に使用する果物を漬けるシロップの残りを無駄なく使用することで、食品ロス削減に貢献している。レモン味といちご味がある。

日本生協連では、持続可能な社会を実現するために全国の生協で「生協の2030環境・サステナビリティ政策」を推進しており、2030年までに食品廃棄物を2018年比で50%削減することを掲げている。日本生協連はこれまでもさまざまな方法で、食品ロス削減に取り組んできた。2023年春には、厳格な規格に沿わなかったバナナを活用した「CO・OP完熟バナナスムージー」や、酒造メーカーの梅酒を漬けた後の梅を使用した「CO・OP梅酒の梅のドライフルーツ」などを発売した。

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