アマゾンnews｜Disaster Relief Hubを神奈川県相模原市センター内に開設

Amazon (東京都目黒区)は9月28日、Disaster Relief Hubを神奈川県相模原市のAmazonフルフィルメントセンター内に開設した。Disaster Relief Hubは、災害支援物資を保管し、自然災害によって被災した人々へ迅速かつ効率的に支援物資を届けるための拠点だ。今年5月に開設された兵庫県尼崎市のフルフィルメントセンターに続いて国内2拠点目となり、東日本エリアでは初の開設となる。

相模原市のAmazonフルフィルメントセンターに設置されたDisaster Relief Hubは、災害支援を専門とする公益社団法人Civic Forceおよび特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン、相模原市役所など、地域コミュニティとの連携によって運用される。

このDisaster Relief Hubには、モバイルバッテリーやドライシャンプーなど、約50種類、合計約1万5000点の生活必需品を保管する。これらの支援物資は、過去の被災者ニーズの高かった物資を中心に選定している。

Disaster Relief Hubは、Amazonのグローバルな災害支援プログラムを言う。最近発生したトルコ・シリア大地震やオーストラリアの森林火災、ハワイ・マウイ島での山火事など、自然災害の影響を受けたコミュニティを支援するため、世界中で110件以上、2300万アイテムを超える支援物資を寄付してきた。日本国内では2023年8月、台風6号（カーヌン）通過後の沖縄県で、がれきが散乱した市街地やビーチの清掃活動を支援するために支援物資を届けている。