コープデリnews|JA つがる弘前と「りんご生産者サポート」を開始
コープデリ生活協同組合連合会(埼玉県さいたま市、熊﨑伸理事長と会員生協:関東信越の6生協)は、持続可能なりんごの生産を実現するための企画として、産直産地「JAつがる弘前」と協働し、2025年度から「つがる弘前りんご生産者サポート」(以下「りんごサポート」)を開始する。
「りんごサポート」は、青森りんご植栽150周年と国際協同組合年である2025年を記念した取り組み。コープデリ連合会がJAつがる弘前と協同し、利用を通じてりんごの苗木の植樹やその後の管理、育成を支援する。2025年8月下旬から会員の募集を開始し、その会員に年会費を納めてもらうことで、返礼として9月に「葉とらずつがる」、10月に「トキ」、11月~12月に「葉とらずふじ」各3kgを箱で届ける。 また、会員を対象として、産地の情報発信や生産者との交流会、学習会などを企画する。
農業従事者の高齢化や後継者不足、地球温暖化によるりんご栽培適地の南限の北上など、りんごの生産者を取り巻く環境は厳しさを増している。りんごサポートは、こうした産直産地の課題に対応し、将来にわたる安定的な生産と品質の確保を目的とする。また、コープデリの組合員が生産者との交流を通じて、りんご生産のプロセスを学ぶ機会を増やし、産直産地への理解を深めてくれることを目指す。