イオンタウンnews|SC敷地内で「いきもの調査」実施/生態系の学習機会
イオンタウン(株)(千葉県千葉市、加藤久誠社長)は、同社が運営するショッピングセンター計25店舗で、ネイチャーポジティブの実現に向けた取り組みとして「~イオン ふるさとの森づくり~いきもの調査2025」を実施する。
イオンでは1991年から、新店の開店時に地域の顧客と店舗の敷地内にその地域の環境に適した樹木を取り交ぜて植樹する「イオン ふるさとの森づくり」を推進している。この活動は、地域に根差した緑の拠点を創出し、持続可能な生態系の形成を目指すため。
いきもの調査は、植樹から1年~30年ほどが経過した森を有する店舗で実施する。鳥・昆虫・植物など森で見つけたいきものをスマートフォンで撮影し、アプリ「Biome(バイオーム)」に投稿することで、どんないきものが、どの森にいたかが確認できる。森の豊かさや生態系としての機能、生物多様性の価値などを学ぶ機会となる。
収集した調査結果は、ふるさとの森の生物多様性をはかるデータとして「イオンふるさとの森 ハンドブック ~いきもの編~」の作成に活用する。
実施施設25カ所のうち、施設内のイオンゆめみらい保育園園児と実施する店舗は9月13日(土)に実施したイオンタウン上里を含む10カ所になる。6月からはイオン北海道で同じ企画を実施している。