イオンnews|イオンモール全159拠点で「実質再エネ100%」達成
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は「イオン 脱炭素ビジョン」に基づき進めてきた再生可能エネルギー導入の取り組みについて、2021年に掲げた「2025年度までにイオンモール全拠点で実質再エネ100%」の目標を、2025年度末までに達成したと発表した。国内のイオンモール159拠点すべてで再エネ100%を実現したことで、2026年5月末時点のグループ全体の実質再エネ比率は68%に到達した。
達成に向けては、平面駐車場へのソーラーカーポート導入や、地域の遊休地を活用した分散型太陽光発電からの供給など、複数の調達手法を組み合わせることで安定的な再エネ確保を進めた。
イオンは、再エネを地域で循環させる取り組みも強化している。イオンモールでは、再エネ由来の電力でEV充電ができる「再エネEVステーション」を展開。さらに一部店舗では、家庭の余剰電力を蓄えたEVからモールへ電力を供給する「V2AEON MALL」を導入し、地域住民参加型のエネルギー循環モデルを構築している。

<イオンモール 再エネEVステーション(左)とV2AEON MALL(右)>
グループ全体では、店舗・施設への太陽光発電設備(オンサイト)の導入を進め、全国約2000拠点で設置が完了。屋根上太陽光やソーラーカーポートの拡大 (16拠点) に加え、太陽光路面発電の実証実験や、店舗外の土地で発電した再エネを調達するオフサイトPPAの拡大 (92拠点) など、創エネの取り組みを広げている。

<屋上太陽光(左)とソーラーカーポート(右)>

<太陽光路面発電(実証試験)>

<オフサイトPPA>
イオンは、2040年までに店舗で排出するCO₂等を総量でゼロにする目標を掲げる。再エネ導入拡大に加え、省エネ設備の更新やIoTを活用したエネルギー管理の高度化など、省エネ・創エネの両面で取り組みを加速する方針だ。
