ファミマnews|「いちばん働きたい」職場へ向け5施策を全国展開
(株)ファミリーマート(東京都港区、小谷建夫社長)は、10年ぶりとなる新ユニフォームと新たな身だしなみ基準「ファミマコーデ」を、9月1日(火)から全国約1万6500店で導入する。人口減少や働き方の多様化が進むなか、同社は “いちばん働きたいコンビニ” の実現を目指し、人財の募集から定着までを一体で捉える「店舗人財マネジメント」を強化する。

小売・サービス業では、人口減少にともなう労働力不足が課題となっている。加えて、フリーランスやスキマバイトなど、ライフスタイルに合わせた働き方が台頭してきた。スキマバイト市場は3年で約4倍となる1500億円規模へと急成長しており、企業には柔軟な働き方が求められている。こうしたなか、職場に馴染めないことなどによる早期離職の増加や、短時間勤務やかけもちを希望するなどの働き方の多様化など、コンビニエンスストア業界は労働市場の構造的な変化に直面している。
ファミリーマートは、AIなどのテクノロジーによる業務効率化が進む時代だからこそ、店舗の価値を生み出す主役は「人」であると考えている。創立45周年を迎える本年、固定観念や従来の慣習にとらわれることなく、誰もが自分らしく、安心して働ける「いちばん働きたいコンビニ」の実現を目指す。その一環として、人財の「募集」「採用」「育成」「定着」を一つのつながった「店舗人財マネジメント」として捉え、ユニフォームの刷新、新しい身だしなみ「ファミマコーデ」、「お知らせバッジ」の導入を実施する。
ユニフォームは、累計700万枚を販売した「アウターTシャツ」をベースにしたTシャツタイプへ刷新する。従来のブルゾン型から大きく変更し、動きやすさやカジュアルさを重視した。綿100%の厚手生地を採用し、抗菌防臭加工で衛生面にも配慮した。ファミリーマートカラーを大胆に配しつつ、「Staff」ロゴには品格あるフォントを用い、接客業としての信頼感を表現した。

同日から導入される新たな身だしなみ基準「ファミマコーデ」は、“自由は信頼の上に成り立つ” を掲げ、清潔感・安全性・良好な接客という従来の基準を土台に、髪色や服装の選択肢を広げる新ルール。スタッフの個性や自主性を尊重し、より自分らしく働ける環境づくりを目指す。あわせて、スタッフ限定アイテムとして人気商品「ラインソックス」の専用カラーも展開し、着こなしの幅を広げる。

聞こえにくさなどスタッフの特性を来店客に伝える「お知らせバッジ」を全国で導入する。(株)ミライロ監修のもと、当事者の声を反映して内容をブラッシュアップした。ネームプレートに装着することでコミュニケーションの行き違いを防ぎ、心理的負担の軽減につなげる。

採用強化に向け、新コンセプト「ファミマjoin」を策定した。「joyful」「originality」「inclusive」「nexus」の4要素を掲げ、誰もが自分らしく働ける環境づくりを推進する。 求人サイト「ファミJOB」は9月1日にリニューアルし、新ユニフォームの着こなしやスタッフのインタビュー記事を掲載する。録画面接・WEB面接の導入や、加盟店向けの「分析ダッシュボード」提供により、求職者の利便性と加盟店の採用効率を高める。
また、スタッフの実体験を漫画化した「神ストアスタッフエピソード」を公開。迷子対応や特殊詐欺防止など、現場での活躍を描く1話完結型のシリーズとして順次発信する。
