アマゾンnews｜｢Amazonファーマシー｣サービス7/23開始､2500店舗が導入

アマゾンジャパン合同会社(東京都目黒区、ジャスパー・チャン社長)は、薬局によるオンライン服薬指導から処方薬の配送まで利用できるサービス「Amazon ファーマシー」を7月23日（火）から日本で開始する。

顧客は Amazon ショッピングアプリ上の自身のアカウントから、「Amazon ファーマシー」に登録されている薬局で薬剤師によるオンライン服薬指導を受けたのち、処方薬を自宅など指定の住所に配送、または薬局の店舗で受け取ることができる。

「Amazon ファーマシー」の薬局各社の対象店舗約2500店でスタートする（2024 年 7月23日時点)。

対象企業は、(株)アインホールディングス、ウエルシアホールディングス(株)、クオールホールディングス(株)、(株)新生堂薬局、中部薬品(株)、(株)トモズ、(株)ファーマみらい、薬樹(株)、(株)ユニスマイル (50音順)。たとえば、ウエルシアホールディングスは1920店舗に、トモズは30店舗に導入している。

また、「Amazon ファーマシー」サービスは、(株)メドレーが提供する患者向け総合医療アプリ「CLINICS(クリニクス)」とも連携している。オンライン診療が必要な顧客は、「Amazon ファーマシー」から「CLINICS」にアクセスし、オンライン診療を受診。その後、「Amazon ファーマシー」に戻り、薬剤師によるオンライン服薬指導を受けた後、配送が可能となるため、診療から処方薬の配送まですべてオンラインで完結することができる。

「Amazon ファーマシー」は、慢性疾患などで定期的に処方薬を必要とする人や、移動や待ち時間の手間を減らしたい子どもの親などにとって利便性は高い。