万代news|ネット宅配拡大/保育園と契約でお迎え時に商品ピックアップ

(株)万代(大阪府東大阪市、阿部秀行社長)はネット宅配事業を法人向けに拡大している。

万代のネット宅配は2021年からスタートした。2024年11月時点で37店舗でサービスを展開していて、2025年2月末までに41店舗までの拡大を目指す。現在、ネット宅配はロッカー会員(月会費550円 税込、以下同)、置き配会員(月会費880円)の2種類。

利用者はスマホかPCで注文。毎日配達朝9時までの注文で当日の夕方5時頃までに届けられる。主な利用客は30~50代のファミリー層。同社広報によると、利用者の多くは、平日はネット宅配、休日は店舗で買物と使い分けているという。

法人向けは2023年6月からスタートさせた。保育園やデイサービス、個人経営の飲食店、一般企業など33施設と契約している。

例えば、保育園との取り組みでは、園で使用する食材や日用品をはじめ、従業員、保育園を利用する保護者からの個別注文にも対応する。受注商品を施設にまとめて届けることで、保護者が子どもを迎えに行った際に注文した商品を受け取ることができる。2024年11月時点で、13カ所の保育園と契約している。

法人向けの会費は施設負担なので、そこで働く従業員は月会費不要で利用できることから好評となっている。万代は保育園との契約を今後も広げていく。

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