アマゾンnews|デリバリーステーションを6カ所新設し、配送をさらに迅速化
アマゾンジャパン合同会社(東京都目黒区、ジャスパー・チャン社長)は7月1日(火)、顧客への迅速な配送を実現するための新たな施策を発表した。
「デリバリーステーション(DS)」は、注文商品を商品の保管・梱包を担う物流拠点である「フルフィルメントセンター」から集約し、各地域の顧客の玄関先まで届けるAmazonのラストワンマイルの起点となる配送拠点である。
アマゾンはDSを国内6カ所に新たに開設し、当日配送を提供するための新しい拠点を16カ所で展開する。
新設予定のDSは以下の6拠点。
・岡山南デリバリーステーション(岡山県・4月)
・千葉柏デリバリーステーション(千葉県・4月)
・福岡北九州デリバリーステーション(福岡県・5月)
・北海道北広島デリバリーステーション(北海道・8月)
・東京江東2デリバリーステーション(東京都・9月)
・石川野々市デリバリーステーション(石川県・9月)
石川県では初めての開設となる。また岡山南DSは太陽光パネルの設置、高窓による自然採光の導入、人感センサー付きの照明、電気自動車専用の充電施設、雨水再利用タンクなどを導入した、省エネを推進する拠点となっている。
新しい拠点を整備することによって、アマゾンは夜間(午後11時59分まで)に注文した商品を翌朝に受け取ることができる配送オプションの対象地域を2025年中に順次拡大していく。また一部地域では、午後1時頃までに注文した商品を当日の夜間帯に届ける配送オプションも、今後拡大していく。
さらに新拠点の開設によって、関東エリアを中心に展開する「エクスプレスマート」の当日配送サービスが拡大する。今年1月に始まった「エクスプレスマート」は、食品・飲料・日用品など数万点の商品を最短6時間で配送するサービスだ。
7月現在、エクスプレスマートの対象地域は以下となっている。
・東京都(千代田区、中央区、文京区、北区、墨田区、江戸川区、江東区、港区、新宿区、中野区、杉並区、豊島区、板橋区、練馬区、葛飾区、足立区、荒川区、台東区)
・埼玉県(川口市、蕨市、戸田市、さいたま市南区、さいたま市桜区、朝霞市、和光市、八潮市、草加市、越谷市、さいたま市緑区、さいたま市浦和区)
・千葉県(浦安市)