ノジマnews|年商5019億円16%・営業利益13%・経常利益16%の増収増益
(株)ノジマ(神奈川県横浜市、野島廣司社長)が2018年3月期の連結業績を発表した。
売上高は5018億9000万円(前年同期比16.2%増)、営業利益170億4400万円(12.9%増)、経常利益179億3500万円(15.9%増)、純利益136億3400万円(34.2%増)の増収増益だった。
営業利益率は3.4%、経常利益率は3.6%。
デジタル家電専門店運営事業の売上高は1990億8300万円(7.3%増)、セグメント利益は108億7500万円(5.8%増)、のれん償却前セグメント利益は108億7500万円(5.8%増)と増収増益。エアコン、冷蔵庫、洗濯機、4K対応テレビ、ブルーレイレコーダーなどが堅調に推移した。さらに、コンサルティングセールスが「質」を求める顧客のニーズに合致し、新商品や白物家電の比率が向上したことで売上総利益が伸長した。一方でパソコン本体は低調だった。
携帯電話・PHSなどのキャリアショップ運営事業の売上高は2461億2900万円(0.1%増)、セグメント利益は61億6900万円(22.3%増)、のれん償却前セグメント利益は120億3400万円(10.7%増)で、こちらも増収増益。人材育成・移転・改装への投資および、7月1日付けでアイ・ティー・エックス(株)のソフトバンク事業を、(株)ジオビットモバイルへ移管するなど、企業競争力のさらなる向上に取り組んだ。
インターネット接続事業部門の売上高は500億3600万円、セグメント利益は8億1000万円、のれん償却前セグメント利益は32億4700万円。
店舗展開は、デジタル家電専門店運営事業では、スクラップアンドビルドを含め、デジタル家電専門店19店舗を新規出店した。一方で7店舗を閉店したため、合計162店舗となった。通信専門店を合わせると196店舗。
キャリアショップ運営事業は、直営店・FC店を合わせて、45店舗を新規出店・新規獲得した。一方で19店舗を閉店・譲渡した。店舗数は663店。
グループ事業の総店舗数は859店(海外子会社1店舗除く)。
2019年3月期は、売上高5156億円(2.7%増)、営業利益179億円(5.0%増)、経常利益190億円(5.9%増)、純利益140億円(2.7%増)を見込む。