ベルーナnews|グルメ・化粧品専門通販好調で年商1616億円二桁増収増益
カタログ通販およびECサイトのベルーナ(Belluna)を運営する(株)ベルーナ(埼玉県上尾市、安野清社長)の2018年3月期決算。
売上高は1616億7300万円(前年同期比10.7%増)、営業利益は店舗販売事業での増益やプロパティ事業の不動産売却などで130億0800万円(19.5%増)、経常利益132億4800万円(8.7%増)、純利益は96億6500万円(66.6%増)と二桁の増収増益だ。
営業利益率は8.0%、経常利益率は8.2%。
同社は総合通販事業、専門通販事業、店舗販売事業、プロパティ事業を主力4事業として強化している。通販事業にはeコマースも含まれる。
総合通販事業は、衣料品・家具雑貨等の売上げが好調で、売上高は786億1400万円(4.5%増)、セグメント利益は原価率・媒体費率が改善した一方で、物流費の高騰などにより42億6300万円(4.7%減)の増収減益。
専門通販事業は、グルメ・ワイン事業と化粧品事業が好調で、売上高は460億0500万円(12.2%増)、セグメント利益は、新規顧客獲得へ向けた積極的な販売促進費がかさみ、26億6200万円(3.2%減)減益だった。
店舗販売事業は、アパレル店舗事業、和装店舗事業ともに順調に売上げを伸ばし、売上高は142億6500万円(16.6%増)、セグメント利益も不採算店を閉鎖し、収益性改善を図ったことで11億5700万円(682.3%増)と改善した。