G‐7news|年商1198億円8.6%増/営業利益11%増/経常利益13%増と好調

オートバックスのFC展開をする(株)G-7ホールディングス(兵庫県神戸市、 金田達三社長)が、2018年3月期の連結業績を発表した。

売上高は、1198億1600万円(前年同期比8.6%増)、営業利益43億2400万円(11.0%増)、経常利益45億6800万円(12.5%増)、当期純利益26億4800万円(27.3%増)と増収増益である。

営業利益率は3.6%、経常利益率は3.8%。

グループでは「売上げ確保、粗利益率アップ、在庫コントロール、経費コントロール」を方針として、人づくりおよび組織づくりの再構築を図り、国内外の収益強化に取り組んだ。

「オートバックス・車関連事業」は、売上高374億4600万円(10.1%増)、営業利益は16億5100万円(36.8%増)。大幅な増収増益。好調要因は、主力商品のタイヤ・ホイールを中心に、カー用品の拡販や車検・板金等のカーメンテナンスを拡充したこと。また国内タイヤメーカーの値上げに伴う駆け込み需要や、早期の降雪と寒波の影響でタイヤ販売が好調だったこと。さらにドライブレコーダー販売も伸長した。

また、(株)Crown Tradingを連結子会社としたことで、オートバックスを2店舗譲受したことも売上高増加に寄与した。

「業務スーパー・こだわり食品事業」は、売上高756億3200万円(7.7%増)、営業利益26億5100万円(9.9%増)で、増収増益と好調。業務スーパーや精肉販売のテラバヤシ、また、新規取引先の開拓などによって、こだわり食品事業も売上げを伸ばした。

出店状況は、業務スーパー9店舗を新規出店し、埼玉県の草加店を移転オープンした。テラバヤシは10店舗出店した。

「その他事業」の売上高は、67億3700万円(9.8%増)。利益面は、新店の出店経費などが影響して、営業損失は1億0800万円(前連結会計年度では営業利益1億2400万円)となった。

店舗は、農産直売所「めぐみの郷」とスーパーマーケットを併設した「激安スーパーめぐみのさと」3店舗をはじめ、さまざまな専門店を18店舗出店した。

2019年3月期は、売上高1300億円(8.5%増)、営業利益50億円(15.6%増)、経常利益55億円(20.4%増)、純利益28億円(5.7%増)を見込んでいる。

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