H2Onews|5月百貨店既存店は2.3%増/スーパーマーケット事業苦戦
エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、鈴木篤社長)が2018年5月の売上げ速報値を発表した。
阪急阪神百貨店の既存店売上高は102.3%で前年をクリア。
とくに阪急本店は阪急梅田本店107.3%、阪急メンズ大阪111.0%、トータルでも107.7%と好調を維持した。18カ月連続で前年実績を上回っている。
建て替え中の阪神本店は83.4%。6月1日には、第一期棟がオープンするから、6月は期待できる。
支店を含めた百貨店事業は99.5%。5月の休日1日減の影響と、阪神本店の建て替え工事による、売場閉鎖や移動による面積減、さらに月末3日間の臨時休業による影響が大きく、前年実績を0.5ポイント下回った。
阪急本店、阪急メンズ東京、博多阪急などの都心店は、海外ブランドを中心にファッション関連が好調に推移したが、郊外店はファッションが苦戦した。
食品事業のイズミヤ(株)は88.8%、㈱阪急オアシスも96.4%と前年に届かなかった。