アークランドnews|2019年2月期第1四半期はホームセンター既存店0.6%減
アークランドサカモト(株)(新潟県三条市、坂本雅俊社長)が2019年2月期の第1四半期決算を発表した。
売上高274億2500万円(前年同期比3.3%増)、営業利益27億5400万円(3.9%増)、経常利益29億6400万円(6.1%増)、四半期純利益17億0500万円(11.2%増)と、増収増益だ。ただし主力の小売部門の売上高が0.3%の微減だった。経費節減により、営業利益を出した。営業利益率は10.0%、経常利益率は10.8%といずれも二桁で高い水準だ。
小売事業は、売上高174億8900万円(0.3%減)、営業利益は販売管理費の減少もあり、12億3200万円(8.6%増)の増益だ。
そのうちホームセンター部門の売上高は160億5100万円(0.1%増)の微増収。前年出店のニコペット与野店と住デポ厚木店が寄与した。ただし既存店売上高は前年同期比が0.6%減である。その他小売部門はアークアート&クラフトの大型専門店のオアシス1店舗を前年に閉店したことと、前年3月に大麻店のオープンセールがあった反動から、14億3800万円(4.9%減)となった。
卸売事業の売上高は19億9700万円(4.2%減)、営業利益は減収に伴って1億8400万円(0.2%減)となった。
外食事業は、売上高72億3900万円(16.3%増)、営業利益10億2300万円(1.7%増)。「かつや」などの出店増が寄与している。