AOKI news|第1Qは売上高3%減・経常利益は81%減で大幅減益

(株)AOKIホールディングス(神奈川県横浜市、青木彰宏社長)が、2019年3月期第1四半期の連結業績を発表した。

売上高は448億3400万円(前年同期比3.1%減)、営業利益6億4000万円(30.0%減)、経常利益1億6500万円(80.8%減)、四半期純損失2億9600万円(前年同期は3億2500万円の四半期純利益)。減収減益だった。

営業利益率1.4%、経常利益率0.4%。

ファション事業は、トータルスタイリングストアの「AOKI」と、カテゴリーの枠にとらわれない次代のブランド「ORIHICA」の2つを展開している。売上高は258億5200万円(4.8%減)、営業損失2億1500万円(前年同期は営業利益1億5700万円)となった。

「AOKI」は、春夏シーズンの衣替えとクールビズ需要に対応し、洗える機能に動きやすさを加えたスーツ、ジャケット、シャツ、パンツの商品群を「楽動シリーズ」として展開した。また、レディースでは、洗える・防シワ・ストレッチの機能性に、コーディネートを楽しむ豊富なバリエーションを加えた「はたラク服」の春夏アイテムを発売した。期末中に1店舗閉鎖した結果、店舗数は573店舗となった。

「ORIHICA」は、クールビズに向けてアイロンがけが不要なシャツ・パンツを「ノンアイロンシリーズ」として拡充した。期末店舗数は137店舗だが、2店舗を新規出店し、2店舗を閉鎖した。

ブライダル事業を運営するアニヴェルセル(株)の売上高は、65億5300万円(5.1%減)。営業利益は4憶1700万円(34.9%減)。減収減益。

エンターテイメント事業を展開しているのは(株)ヴァリック。カラオケルーム事業の売上高は39億7300万円(5.5%減)。営業損失2億0200万円(前年同期は1億9200万円の営業損失)。複合カフェへの業態転換を含め7店舗を閉鎖した結果、期末店舗数は165店舗。

ヴァリックが運営するもう一つの事業、会員制複合カフェ「快活CLUB」の売上高は84億6600万円(6.1%増)、営業利益3億8700万円(332.3%増)と増収増益。店舗面では1店舗を新規出店し、1店舗を閉鎖した。期末店舗数は前期末と同じ359店舗だ。

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