アクシアルnews|第1Q売上高571億円1.2%増/既存店客単価1.7%増

アクシアルリテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)が2019年3月期の第1四半期決算を発表した。アクシアルリテイリングは、(株)原信、(株)ナルス、(株)フレッセイの3社の持ち株会社。

売上高が570億7900万円(前年同期比1.2%増)、営業利益が20億3700万円(2.3%減)、経常利益が20億9100万円(1.4%減)、四半期純利益が13億8500万円(3.7%減)の増収減益だ。しかし、営業利益率3.6%、経常利益率3.7%とスーパーマーケット企業としては高い。

スーパーマーケット事業の売上高は569億2000万円(1.5%増)、営業利益は18億8300万円(前年同期比3.1%減)だ。

4月に、セントラルマーケットの2号店として、原信河渡店を売場面積約1.5倍に拡張して改装オープンしている。投資額は約8億円。セントラルマーケットは2015年原信川崎店で初めて登場した大型店舗フォーマットである。食を通じた健康提案や、「 365サイドディッシュ」コーナーを新設して、店内カットのナチュラルチーズ、ドライフルーツ&ナッツ、ピクルス、ローストビーフなど、従来にはない食の提案を行っている。当初予想を上回って好調だ。

また既存店の買上げ点数は前年同期に比べ0.5%増、既存店の一品単価は前年同期に比べ1.2%増加したことで、客単価も1.7%増加した。売上総利益率は、25.8%と0.4ポイント増。これはロジスティックス全体のレベルアップによって品切れ削減、店舗在庫の適正化、値下げ廃棄の削減が進んでいるためだ。

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