ダイイチnews|年商403億円3.4%増・経常利益6.4%減、既存店健闘

北海道の札幌、帯広、旭川地区でスーパーマーケットを展開する(株)ダイイチ(北海道帯広市、鈴木達雄社長)の、2018年9月期決算が発表された。

売上高403億4700万円(前年同期比3.4%増)、営業利益12億7500万円(6.8%減)、経常利益12億8500万円(6.4%減)、純利益7億9700万円(56.4%減)と増収だが大幅減益だ。純利益の大幅減は、前期に特別利益「抱き合せ株式消滅差益」があった反動減と、移転増床の経費増、北海道胆振東部地震災害による特別損失が主原因だ。

営業利益率3.2%、経常利益率3.2%。

今期は地域における店舗競争力強化による商圏シェアの拡大に努めた。販売力を強化するために、生鮮食品を強化する一方、加工食品の品切れ防止とコア商品開発に取り組んだ。また、資本業務提携をしている(株)イトーヨーカ堂との共同販促や、セブンプレミアム商品の拡販を行った。これにより既存店売上高は0.1%増と前年並みを確保した。

2017年10月に「白樺店(帯広ブロック)」、11月に「東光店(旭川ブロック)」を改装、新規に売場面積1766㎡(535坪) の「豊岡店(旭川ブロック)」を開設した。これにより、ダイイチの店舗は、23店舗になった。

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