セブン&アイnews|10月既存店はセブン⁻イレブン0.7%減・ヨーカ堂4.3%減

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)の主要各社の10月成績が発表された。

(株)セブン-イレブン・ジャパン(古屋一樹社長)の既存店の売上げは前年同期比0.7%減だ。ただし、客数は2017年6月以来、17カ月ぶりに1.8%増となり、客単価が2.5%減と落ち込んだ。この間、客数減・客単価増の傾向にあったセブン-イレブンだが、10月は逆転した。店舗数は2万622店で、チェーン全体の売上高は2.7%増。

7-Eleven,Inc.は米国内既存店の商品売上高は4.1%増。チェーン全店の商品売上高は15.1%増と引き続き好調だ。高騰しているガソリン売上げは52.07%の伸びで、総売上高は32.1%増。

(株)イトーヨーカ堂(三枝富博社長)は既存店売上高4.3%減。客数0.7%減、客単価も3.5%減。全店ベースの売上高は3.0%減。

(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)の既存店は、客数が0.1%減、客単価が2.4%減で、売上高は2.4減。全店ベースの売上高は0.8%と微増だ。

百貨店の(株)そごう・西武(林拓二社長)は、既存店が1.4%増、全店ベースでは2.5%減と、既存店が伸長した。

デニーズを運営する(株)セブン&アイ・フードシステム(小松雅美社長)は、既存店の客数が3.2%減、客単価はメニュー単価が上がったことから4.2%増で、売上高は0.8%増。全店ベースでは1.1%減。

経済が好調な米国7-Eleven、国内ではそごう・西武とセブン&アイ・フードシステムが増収だ。震災特需が薄れたヨークベニマルは苦戦している。

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