ウエルシアnews|第3Q 売上高12.5%増・経常利益1.9%増/食品15.9%伸長
ドラッグストアチェーン第1位のウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、水野秀晴社長)が2019年2月期の第3四半期決算を発表した。
売上高は5790億2200万円(前年同期比12.5%増)、営業利益196億8100万円(0.3%増)、経常利益215億8800万円(1.9%増)、純利益131億1100万円(0.1%増)の増収増益だ。
営業利益率は3.4%、経常利益率は3.7%。
ウエルシアグループでは、調剤売上げが伸長して、既存店が好調に推移した。好調要因は主に3つある。1つ目は既存店を改装して、ウエルシアモデルを積極的に推進したこと。2つ目は、24時間営業店舗を184店舗に拡大したこと。3つ目は、調剤併設店舗を1244店舗に増加したことだ。
ほかにも、健康をキーワードにした商品開発、利便性強化を目的とした弁当・惣菜の販売、収納代行サービスの拡大、ネットショッピングに利用できるプリペイド式カードの販売、宅配便ロッカーの設置、決済手段の多様化への対応などに取り組んだ。
出退店は、東北・近畿を重点出店エリアとして、グループ全体で83店舗を出店して、17店舗を閉店した。3月1日付けで子会社化した(株)一本堂の41店舗を加えると、期間末のグループの店舗数は1800店舗となった。また、12月1日付けで化粧品専門店を営む(株)MASAYAの株式を取得して子会社化している。
商品別売上高の内訳では、医薬品・衛生介護品・ベビー用品・健康食品が1211億7000万円(9.3%増)、調剤952億8700万円(13.3%増)、化粧品1021億2800万円(10.9%増)、家庭用雑貨864億8700万円(11.4%増)、食品が1295億1300万円(15.9%増)、その他444億3600万円(16.3%増)。どの品目も好調な伸び率だ。