J.フロントnews|2月百貨店は1.9%増/大丸松坂屋免税売上高前対比17%増

J.フロントリテイリング(株)(東京都中央区、山本良一社長)が、2月度の百貨店事業の売上速報を発表した。

2月度の百貨店事業は、大丸松坂屋合計が2.2%増。博多大丸、下関大丸、高知大丸を加えた百貨店合計では1.9%増収した。

好調要因は、訪日外国人客の免税売上げを含めたラグジュアリーブランドと化粧品が好調だったこと。またバレンタイン商戦も成果を上げた。

店舗別では、大丸松坂屋は大丸心斎橋店5.0%増をはじめ、14店舗中10店舗が増収した。大丸札幌店は5カ月連続でプラスを維持している。一方で、松坂屋名古屋店6.2%減など4店舗は減収だ。

大丸松坂屋百貨店の免税売上高は前年に比べて17%アップした。客数14%増、客単価3%増。春節の影響が大きいが、期間中よりもその1週間後が大きく伸長している。春節期間中(2019年2/4~10、2018年2/15~21)の免税売上高比率は2%増。その1週間後の比較では28%増。昨年より滞在期間が長かったか、または休暇をずらしての訪日と推測する。

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