髙島屋news|年商9128億円0.6%増・開発投資かさみ経常利益19.1%減

(株)髙島屋(大阪府大阪市、村田善郎社長)が2019年2月期の本決算を発表した。

営業収益は9128億4800万円(前年比0.6%増)、営業利益は266億6100万円(24.5%減)、経常利益は312億3400万円(19.1%減)、純利益は164億4300万円(30.5%減)で増収減益だ。

営業利益率は2.9%、経常利益率は3.4%。

百貨店事業の営業収益は、7920億4500万円の0.9%増収、営業利益は86億9100万円の35.7%減益。

国内百貨店は、インバウンド需要と個人消費による高額品の売上げが伸長した。減益要因は、日本橋髙島屋S.C.開発をはじめとした設備投資や業務効率化に向けたシステム投資、配送運賃の運営コスト増によるもの。

店舗展開では日本橋髙島屋S.C.の開業に加えて、10月に大阪店の地階西ゾーンの増床改装、12月に京都店では四条通沿いに売場を拡張した。

海外事業は、2018年11月にタイ・バンコクにサイアム髙島屋を出店して4店舗となった。シンガポール髙島屋S.C.は、開業25周年記念の営業施策が好調で増収だ。上海髙島屋は伸び率は鈍化したが増収。開業2年を経過したホーチミン髙島屋は食料品売場の改装効果で売上げが伸長した。

不動産事業の営業収益は436億8100万円(8.0%減)、営業利益94億1000万円(17.4%減)。日本橋髙島屋S.C.、立川髙島屋S.C.に加えて、千葉県流山市のつくばエクスプレス流山おおたかの森駅周辺開発に取り組んだ。複数施設の開業で、家賃・管理費の収入増はあったが、前年の横浜北幸マンション販売の反動や、施設の開業・リニューアルに伴う経費増により減収減益となった。

金融事業の営業収益は149億4400万円(5.3%増)、営業利益は48億8000万円(7.0%増)。髙島屋クレジットが、日本橋髙島屋S.C.開業を契機とした新規会員獲得や、ショッピング利用促進策を実施したことで増収増益だ。

2020年通期の営業収益は9420億円(3.2%増)、営業利益は310億円(16.3%増)、経常利益は290億円(7.2%減)、純利益は200億円(21.6%増)を見込む。

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