サンドラッグnews|’19年3月期売上高5881億円4.2%増・経常利益2.7%減
(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)が2019年3月期の本決算を発表した。
売上高は5880億6900万円(前年同期比4.2%増)、営業利益352億3300万円(2.3%減)、経常利益358億円(2.7%減)、純利益239億3300万円(3.6%減)の増収減益だ。
営業利益率6.0%、経常利益率6.1%。
ドラッグストア事業の売上高は4112億1200万円(2.8%増)、営業利益は274億3100万円(0.6%減)の増収減益。自然災害、猛暑暖冬による季節商材の伸び悩み、また、中国の法改正でまとめ買いが減少した影響も受け低調に推移した。しかし、インバウンド需要対応店の拡大や利便性強化の店舗改装などにより売上げ増加となった。
店舗状況は、フランチャイズ店3店を含む32店舗を新規出店した。また、スクラップ&ビルドを2店舗、48店舗を改装した。一方で23店舗を閉店した。
ディスカウント事業の売上高は2136億1700万円(7.6%増)、営業利益は78億0200万円(8.0%減)の増収減益。天候不順などで季節商材が低調だったが、医薬品や食料品などの販売強化や、店舗改装効果で売上げ伸長した。また、業務の合理化・効率化を図るなど経費削減にも努めたが、人件費の増加などで減益となった。
店舗状況は、21店舗を新規出店し、3店舗のスクラップ&ビルドと26店舗の改装、2店舗の閉店を実施した。
これにより年度末の店舗数は、ドラッグストア事業870店舗(直営店663店舗、(株)星光堂薬局67店舗、(株)サンドラッグプラス55店舗、(株)サンドラッグファーマーシーズ22店舗、フランチャイズ店63店舗)。ディスカウント事業(ダイレックス(株))277店舗。合計1147店舗となった。