はるやまnews|’19年3月期556億円の2.7%減収で赤字/西日本豪雨災害響く
(株)はるやまホールディングス(岡山県岡山市、治山正史社長)の2019年3月期は、上期の西日本豪雨災害や気温の影響などから減収減益決算となった。
売上高555億5400万円(前年同期比2.7%減)、営業利益18億2900万円(24.0%減)、経常利益21億5100万円(21.5%減)、純損失2億4800万円(前期は純利益13億4300万円)。
営業利益率3.3%、経常利益率3.9%。
事業の選択と集中によって経営効率を高めるために、(株)テット・オムの全株式、(株)BASEのレディスカジュアル販売事業を譲渡した。
店舗数は、グループ全体で34店舗を新規出店した一方で、33店舗を閉店した。さらにテット・オムの株式譲渡に伴って57店舗減少したことから、3月末店舗数は474店舗となった。
はるやまグループは、「健康」をキーワードにした差別化戦略に取り組んでいる。「ストレス対策スーツ」やファイテン(株)と共同開発した「ファイテンシリーズ」、(株)タニタとコラボレーションした「i-Suit SUPPORTED BY TANITA(アイスーツ サポーテッド バイ タニタ)」が業績に貢献した。完全ノーアイロンの「アイシャツ」は累計販売数380万枚に上っている。