クリエイトSDnews|19年5月期2863億円6.8%の増収増益/調剤売上げ伸長

(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀨泰三社長)が2019年5月期決算を発表した。売上高は2862億9900万円(前年同期比6.8%増)、営業利益が142億4100万円(2.7%増)、経常利益146億2300万円(2.7%増)、純利益97億1900万円(1.9%増)の増収増益だ。

営業利益率5.0%、経常利益率5.1%。

同社は神奈川県を中心に、東京都、埼玉県、千葉県、群馬県、茨城県、静岡県、愛知県にドラッグストア事業、有料老人ホーム事業、デイサービス事業を展開する。

売上高は新規出店による店舗数増加や調剤部門が堅調に推移したことにより前期に対して増加した。利益は、強化している調剤部門の伸長や販促の見直しなどにより売上総利益率が前期を上回ったことが大きい。また人時数をコントロールして人件費の上昇を小幅に抑えたことにより前期を上回る結果となった。

調剤薬局は、「かかりつけ薬局」を目指し、薬剤師の育成に注力した。地域の医療連携や在宅医療への対応拡大に取り組み、それに伴って処方箋応需枚数も順調に増加した。

ドラッグストアでは、前期から展開しているビューティ強化型の新業態Cremo(クレモ)などを含め44店舗の新規出店を行った。一方で4店舗を閉鎖した。調剤薬局は、ドラッグストアへの併設調剤薬局を25店舗開局し、2店舗を閉局した。

クリエイトSDホールディングスグループの店舗数はドラッグストア599店舗、調剤薬局では調剤専門薬局35店舗、ドラッグストアへの併設調剤薬局173店舗の合計208店舗となった。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧